木次経済文化会館(雲南市木次町里方)チェリヴァホールで12月21日、「あつまれ吹奏楽仲間 クリスマス・コンサート vol.5」が開かれた。
当日は294人が会場に詰めかけ、開始時間になると最初の曲「ディスコキッド(2017年版)」の演奏でコンサートが始まった。最初の曲が終わると、指揮と司会を務める吉田健司さんが「今日の演奏に集まったのは、中学3年生、1・2年生の吹奏楽塾の塾生、三刀屋高校、大東高校、飯南高校、横田高校の吹奏楽部、雲南吹奏楽団、平田吹奏楽団、一般の大人、ラメールマスターズプロジェクトの講師の計72人。7年前中学の吹奏楽部を引退する生徒が『もう少し続けて吹奏楽をやりたい』ということで、仲間が集まり大人も巻き込んでコンサート活動を始めた」と紹介した。
三刀屋高校吹奏楽部の2人も司会をサポート。各曲の演奏前に楽曲を紹介した。2曲演奏が終わると、雲南の歌のおにいさんの清優輝さん、おねえさんの武田眞奈さんが登場。三刀屋高校の生徒4人も加わって、「アンパンマンのマーチ」「アンパンマンたいそう」の2曲を会場と一緒に歌い踊った。
クリスマスメドレーで吹奏楽の演奏を行った後、再び歌のおにいさん、おねえさんが登場し映画「となりのトトロ」より「となりのトトロ/さんぽ」を会場と一緒に歌った。途中で2人は壇上から観覧席に下り、マイクを会場に向け、一緒に歌おうと呼びかけた。小さな子どもたちも一緒に歌を楽しんだ。
後半は、大人向けに「津軽海峡冬景色」「シング・シング・シング」「ダンシング・クイーン」の3曲を演奏。途中、クラリネット、トランペット、トロンボーン、サックス、フルートなどのソロ演奏が組み込まれ、曲の演奏後、それぞれ立ってあいさつすると、会場から大きな拍手が送られた。
最後の曲を演奏し終わると、会場からはアンコールを求める拍手がやまず、アンコール曲「風になりたい」を演奏してコンサートを終えた。