さくらおろち湖自転車競技施設(雲南市木次町北原)と周辺特設コースで11月30日、「第4回さくらおろち湖トレイループランニング」が開かれた。
同競技施設をスタートし、駐車場を経て山の中に駆け上がり、周辺の山の中を走って同競技施設に下りて来る1周1.2キロの特設コースを設定した。この特設コースを時間内に何周走れるかを競う競技には、1時間コースは個人10人、団体2チーム8人、2時間コースは個人9人、団体9チーム36人が参加した。それぞれの時間が経過した時点で新しい周回には入らないルールとした。
山口県下関市から参加したトライアスロンのスポーツ少年団の講師は「子どもたちのトレーニングにはトレイルランニングが良いが、子どもが参加できる大会が少ない。今回はネットで探して参加することにした」と話し、講師が個人、小学生を中心にした3チームが2時間コースに参加した。
1時間コースの個人では8周、団体では7周したチームが、2時間コースでは、個人では14周、団体では15周したチームが、それぞれ優勝した。団体では、最後のランナーがゴールするときには他のメンバーも一緒に走って一緒にゴールする姿が見られた。
スタート・ゴール地点に設けられた大会本部では、米のすくい取りも行った。スタッフとのじゃんけんに勝つと少し大きなカップで、負けると少し小さなカップで、用意したキヌムスメかコシヒカリのいずれかをすくえるもの(1杯100円、6杯500円)。大きなカップで6杯すくうと約1キロになることから安さをアピールした。
来年4月には「さくらおろち湖トレイルランニングレース」の開催を予定する。