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雲南でビールの空き缶積み上げ大会 5年ぶり復活、優勝は3メートル超に

会場の体育館で空き缶を積み上げる参加者たち

会場の体育館で空き缶を積み上げる参加者たち

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 雲南市加茂B&G海洋センター(雲南市加茂町宇治)で11月24日、5年ぶりとなる「第20回雲南市空き缶積み上げ大会」が開かれた。主催は雲南地域安全推進員協議会。

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 当日は、事前に参加資格である環境美化活動を行いエントリーした市内小学校児童24チームが同センター体育館に集まった。1チームは児童3~4人(うち1人は大人でも可)で、大人1人が監督を務めた。

 開会式の後、8チームずつ3組に分かれて予選を行った。試合では、まず空き缶を積む円形の土台に350ミリリットルのビール缶24個を一列に並べて準備完了。10分でどこまで高く空き缶を積めるかを競った。1チームに用意された空き缶は350ミリリットル缶240個、500ミリリットル缶120個。積み上げ方にも細かなルールを設け、違反にはペナルティーを設定して公正な競争になるよう工夫した。

 予選で各組5位(3組目は6位)までの16チームが準決勝に、その他の8チームが敗者復活戦に進み、準決勝各組3位までと敗者復活戦2位までの8チームで決勝を行った。

 斐伊ヤンキースが300.2センチを積み、292.4センチを積んだ加茂B&G競泳チームを抑えて優勝した。両チームとも350ミリリットル缶を下に積み、上部に500ミリリットル缶を積む作戦は同じだったが、500ミリリットル缶だけで最上部を積んだ加茂B&G競泳チームに対して、脚立に上った児童の手の届く高さを考慮して、最後の500ミリリットル缶の下に350ミリリットル缶を2段積む作戦を取った斐伊ヤンキースが、わずかに高く積み上げた。斐伊ヤンキースの監督を務めた佐藤哲矢さんは「火ばさみは使いたくなかったので、手が届くぎりぎりの高さになるように調整した」と話す。

 斐伊ヤンキースで脚立に上って最高部分を積んだ斐伊小学校6年生の藤原悠季君は「優勝できてとてもうれしい。みんなで協力して、缶を倒さないように意識しながら積んだ。予選、準決勝、決勝と回を重ねることで、缶を積み上げるときにちょっと外側に積むことを意識すると安定することを学んだ」と話す。

 閉会式では、優勝の斐伊ヤンキース、準優勝の加茂B&G競泳チーム、3位のゴリビッチ、最小学年賞の斐伊ドジャースとアマテラス、敢闘賞の加茂スポ少剣道B、「くやしかったで賞」の西日登Dチームを表彰した。

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