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雲南・木次で空き家を活用した土曜夜市 茶室のバー、DJで踊れる蔵も

旧和田呉服店の空き家で開かれた土曜夜市に集まる人々

旧和田呉服店の空き家で開かれた土曜夜市に集まる人々

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 木次街なかの空き家「旧和田呉服店」(雲南市木次町木次)で10月25日、土曜夜市「DIP NIGHT(ディップナイト)」が開かれた。主催はD.I.P. Company。

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 力石縫製を営む力石淳さんは、2018(平成30)年に自社ブランド「SWAMP」を立ち上げ、アウトドア用品の開発・販売を開始。順調に売り上げを伸ばしてきた。2024年には、木次街なかにアウトドア用品のショップも開店。これまでも「雲の市」など、さまざまなイベントも仕掛けてきた。その力石さんが、雲南でクラフトマッコリ造りを行う「そん さんひょん」さんと組んで9月1日、イベント企画会社「D.I.P. Company」を立ち上げた。

 当日は、同社のローンチイベントとして土曜日の夜に大人向けのイベントを開催。日本各所のさまざまなイベントに出店する力石さんが、イベントで出会い、仲良くなった店主に声をかけた。京都から奥京都産の国産材を軸にした家具・木製品・キャンプギアを製造販売する「Wood on Wood」、広島から家族みんなで楽しめる「自遊スタイル」の洋服をセレクト販売する「RIAN」、出雲から店舗を持たずイベント出店する小さなコーヒーショップ「Reversal Time」が出店。市内からもアガベ専門店や「SWAMP」が出店した。

 店内では商工会青年部がノンアルコールのみのカクテルバーを、奥の茶室では「UNNAN HIGHBALL」がバーを出店。近隣の旅館「天野館」の協力で、弁当も販売した。中庭をライトアップし、座敷でくつろげるように飲食スペースを設けた。奥の蔵では入場料1,000円で入れるクラブを出店。DJが音楽を流し、大人が踊りを楽しめる空間とした。

 力石さんは「今後も同じようなテイストのイベントを各所で開催していきたい」と意気込む。

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