「第18回歌声喫茶」が9月16日、加茂交流センター(雲南市加茂町加茂中)で開かれ、30人余りが参加した。主催は「雲南市シルバー人材センター」。歌や演奏を楽しみながら、参加者同士が交流する場として定期的に開催している。
演奏を担当するのは、歌や演奏が好きで集まったメンバー。市内を中心に、松江市から参加するメンバーもいる。もともとつながりがあったわけではなく、この活動を通じて知り合ったという。まとめ役の後藤幸雄さんを中心に、毎回練習を重ねている。
この日は「戦争を知らない子供たち」「少年時代」「長崎の鐘」「赤トンボ」など、歌謡曲やフォークソング、童謡、唱歌など、幅広い世代に親しまれてきた18曲を演奏した。そのうち6曲は参加者から寄せられたリクエストに応えたもの。
演奏が始まると、参加者は配られた曲目を確認しながら、懐かしいメロディーに合わせて歌声を響かせた。知っている曲では自然と声が大きくなり、時折体を揺らしながら歌う姿も見られた。曲の合間には演奏メンバーが軽妙なトークを交わし、参加者とのかけ合いも交えながら会場を和ませた。
後藤さんは「参加者として見に来たときに声をかけられ、第11回の開催から演奏に加わった。それほど上手な演奏とはいかないが、楽しくやらせてもらっている。2カ月に1回、18曲前後を演奏するので、何の曲にしようかと悩むこともあるし、自分たちの慣れない曲もあり練習が大変な部分もあるが、今では生きがいになっている。全員で練習できるのは月に1回くらい。それぞれ都合がありなかなか集まれないが、やれる範囲で頑張って楽しくできればと思っている」と活動への思いを話した。
演奏する人も歌う人も、それぞれのペースで音楽を楽しみながら、和やかなひとときを過ごした。