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雲南・龍頭が滝で「滝まつり」 滝踊りやフォトコンテスト、納涼盆踊りも

チラシを手に来場を呼びかける松笠っ子たち

チラシを手に来場を呼びかける松笠っ子たち

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 中国地方随一といわれ「日本の滝100選」に選定されている「龍頭が滝」(雲南市掛合町松笠)で8月14日、「滝まつり」が行われる。主催は松笠振興協議会。

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 同滝は、日本で初めて大僧正の位を得て奈良の大仏造立の実質上の責任者となった行基が、布教の旅をしている際に霊気を感じてたどり着いた場所で、滝つぼに頭を突っ込んでいる龍を見つけたところから、その名が付いたとされる伝説や、行基が滝の裏にある洞窟に馬頭(めず)観音を刻んだという伝説が伝わる。洞窟から見る「裏見の滝」としても知られる。

 当日は、かつて近くの自治体にあった寺の住職の末裔(まつえい)が関東から来て、洞窟にある観音の祈とうを10時から行う。地元青年団と三刀屋高校掛合分校の生徒が、10時30分からと、11時30分からの2回、滝つぼの河原で滝踊りを披露する。

 滝下の駐車場では「松笠そば」が、上の駐車場では「波多マーケット」が、それぞれ模擬店を出店する予定。

 併せて、同協議会はフォトコンテストを開催。当日の写真を募集し、松笠の住民による審査を行い、受賞者には賞品を贈る。応募締め切りは8月30日(必着)。応募方法は松笠交流センターのホームページで確認できる。

 同まつりはかつて、松笠地内の滝谷自治会の行事だったが、地区の高齢化と人手不足のため、コロナ禍明けからは、松笠全体の行事だった「松笠納涼盆踊り」と開催日を同じにして、松笠振興協議会が事務局を務めるようになった。

 松笠納涼盆踊り大会の開催時間は18時~。松笠交流センターで、盆踊り、抽選会、有志による模擬店出店を行う。

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