古代鉄歌謡館(雲南市大東町中湯石)で12月6日、島根県立大東高校の写真部と美術部による作品展示が始まった。
写真部は現在1・2年生8人が活動するが、展示会では3年生の作品も合わせて、小さな作品9点と大きな作品6点、計15点を展示した。大きな作品には作者名とタイトルも表示。スマートフォンで撮影した作品や、本格的な一眼レフで撮影した作品もあるという。風景を主題に撮影する生徒や猫などの動物を主題に撮影する生徒など、生徒それぞれの興味で主題を決めた。
美術部は現在1・2年生5人が活動するが、展示会では3年生の作品も合わせて計16点を展示した。展示室入り口の正面には最も大きな作品を2点、猫を描いた作品とみこしを描いた作品を展示し、入室した人たちの目を引いていた。作品にはそれぞれ作者の名前を表示した。
事前に作品の展示に訪れた顧問の教諭らは、どの作品をどこに展示するか、実際に展示してみながら何度も作品を飾る順序や高さを入れ替えたという。
12月13日には、同館で同校吹奏楽部の第17回定期演奏会も開く。今回の写真部と美術部の展示も同「演奏会に来場する生徒や保護者などに見てほしい」と企画したという。
同館では月替わりで市内の神楽社中による古式豊かな出雲神楽を上演しており、12月13日には木次町から西日登神楽社中が神楽を披露する。
開催時間は9時~17時。12月17日まで。